developブランチから作業ブランチを作成し、機能追加やバグ修正を各開発者が独立して作業を進めるのが一般的です。
この記事は「developブランチから作業ブランチを作成する方法」の説明になります。参考になりましたら幸いです。
developブランチから作業ブランチを作成する
手順は以下です。ローカルのdevelopブランチの内容を最新化した後に作業ブランチを作成すれば完了です!
- developブランチに切り替える
- developブランチを最新化する
- developブランチから作業ブランチを作成する
手順を1つずつ詳しく説明します。
1. developブランチに切り替える
以下のコマンドで作業ブランチからdevelopブランチに切り替えます。
$ git checkout develop
もし切り替え時に両ブランチの更新内容が衝突した場合、以下のエラーが発生します。
error: Your local changes to the following files would be overwritten by checkout
このように更新内容が衝突してしまった場合は、作業ブランチの更新を一時的にスタッシュしてからmadevelopブランチへの切り替えを行なってください
以下のコマンドでスタッシュできます。
$ git stash -u -m "develop切り替え時に衝突したので一時退避"
なお、スタッシュした作業ブランチの更新は「3. developブランチから作業ブランチを作成する」で戻しますのでご安心ください。
2. developブランチを最新化する
以下のコマンドでローカルのdevelopブランチをリモートのdevelopブランチの内容に更新し最新化します。
$ git pull origin develop
3. developブランチから作業ブランチを作成する
以下のコマンドでローカルのdevelopブランチから作業ブランチが作成され、作成した作業ブランチに切り替わります。このブランチで作業できます。
$ git checkout -b <作業ブランチ名>
なお、作業ブランチ名はそのブランチで行う作業の内容を簡潔に表す命名が推奨されています。
例)
feature/<新機能名
>、または feature
/<チケットID>
bugfix/<バグ名>
、または bugfix/<チケットID>
など
もし、「1. developブランチに切り替える」時にスタッシュしていた場合は、作業ブランチの更新内容を作業ブランチに戻してください。
以下のコマンドで作業ブランチの更新内容を戻すことができます。
$ git stash pop
スタッシュの詳細
https://attack-on-fukukai.com/git-stash/
developブランチとの同期を保つ方法
作業ブランチで作業中にも、develop
ブランチには他の開発者から変更が加えられることがあります。
そのような変更を自分の作業ブランチに小まめに取り込んでおくことによって、マージの際の衝突の可能性を最小限に抑えることができます。
以下のコマンドで作業ブランチの更新内容を戻すことができます。
$ git checkout develop
$ git pull origin develop
$ git checkout <作業ブランチ名>
$ git merge develop
まとめ
Gitのdevelopブランチから作業ブランチを作成するには、ローカルのdevelopブランチの内容を最新化した後に作業ブランチを作成します。
以上がgitでdevelopブランチから作業ブランチを作成する方法でした。